糖質制限のリスクとは?
こんにちは!
ストレッチ&フィットネス24十条店です!
今日は、十条商店街の焼き鳥屋さんでお昼を食べました(^^)/
ストレッチ&フィットネス24十条店は、十条商店街の中にあるので、運動された後、色々なところでお買い物を楽しんでいただくことができます(^^)
今日のテーマは、そんな食べ物から。
糖質制限のメリットとデメリットについてです。
現在、糖質制限や糖質コントロールなど、糖質を考えた食事が話題となっています。
この「糖質制限」という言葉は、誰もが聞いたことがあるかと思いますが、詳しいことに関しては知らない方も多いのではないでしょうか?
ご存知かもしれませんが、ここで糖質制限についての基本的な情報です。
糖質制限とは、エネルギー源となる3大栄養素のたんぱく質、脂質、糖質のうち、糖質の摂取量を減らすなどして糖質を制限する、あるいはコントロールすることを狙った考え方です。
具体例で言うと、お米やパンなどの主食、お菓子やジュースなど、糖質を多く含むものの摂取を制限しようとするダイエット法です。
糖質を制限する目的は、インスリンの分泌を抑えることにあります。
インスリンは、すい臓から分泌されるホルモンで、糖質の摂取により上昇した血糖値をコントロールして正常に保つという作用があります。
その一方で、エネルギーとして使われなかった血糖を中性脂肪に変え、脂肪細胞に取り込んで蓄える働きもします。こうして体内に脂肪を蓄積させるため、インスリンは「肥満ホルモン」と呼ばれることもあります。
糖質制限ダイエットはここ数年でとても話題になり、テレビなどでもよく取り上げられるようになりました。
実際に試してみた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
糖質制限のメリットとしては、まずはダイエットの王道であるカロリー制限に比べて糖質の量を気にすればよいだけなので、難しい計算などはありません。
糖質の量に注意すれば食べる量もそれほど気にする必要がないのも魅力です。
お肉や揚げ物、お酒も糖質を含まない蒸留酒であればOKという、続けやすいことでも有名です。
また、カロリー制限よりも減量効果が早く出やすいという実験結果もあります。
しかし、糖質制限にはリスクも潜んでいて、それが栄養バランスの問題です。
日本人はエネルギーの約6割を、炭水化物を含む糖質から摂取しているため、完全に主食を抜くと栄養のバランスが崩れます。
食物繊維不足になりやすいほか、主食を食べずにおかず中心に食べることになるので、塩分やタンパク質が過多になり、腎臓や腸への負担が懸念されます。
また、極端に糖質制限をして急激に減量すると、脂肪だけでなく筋肉も痩せてしまい、基礎代謝が落ちてしまう恐れもあります。
そうなると、痩せにくくリバウンドしやすい体になってしまうのです(*_*)
デメリットとして、まったく糖質をとらないということになれば精神的な面でも影響が出ます。
脳は糖分をエネルギーとして働いていますので、極端に不足してしまうと活動が低下し、頭がぼんやりしたり気力が無くなってくることがあります。
また、カタボリックという言葉はご存知でしょうか?
カタボリックとは、必要な栄養素が足りない時に、筋肉を異化させている時のことです。
糖質制限をしすぎて栄養素が足りなくなると、活動に必要なエネルギーを生み出すために筋肉を削ってしまう恐れがあります。
話は少しずれますが、ケトジェニックダイエットという言葉を聞いたことありますか?
糖質制限ダイエットが「低炭水化物(低糖質)」に注目したダイエットであるとすれば、ケトジェニックダイエットは「低炭水化物、高タンパク、高脂肪」がキーワードだといえるかもしれません。
色々なダイエット方法が増えてきていますね…!
糖質制限は、もともと糖尿病の食事療法から始まったものです。
ですが、長期的な健康への影響はまだわかっていない部分も多く、糖尿病患者に対する糖質制限についても医師の間で意見がわかれています。
健康体の人でも、糖質制限のメリット・リスクを正しく理解して、無理のない範囲で取り組むようにしていきましょう!(^^)