筋肉は記憶されるの!?

みなさん、こんにちは☺✤

ストレッチ&フィットネス24十条店です!

 

9月になり、もう秋の気配がしてきましたね(^^)/

ついつい美味しいものをいっぱい食べてしまう秋冬が近づいてきて、今のうちに痩せなきゃ…と思い始めている方も多いのではないでしょうか!?(*_*)

 

皆さんは「マッスルメモリー」という言葉をご存知ですか?

直訳で日本語にすると、「筋肉の記憶」となりますが、どんな意味か想像してみてください(^^)

運動経験がある方なら聞いたことがある言葉かも知れません(^^♪

 

正解は、「トレーニングを辞めてから長期間経ち、筋力や筋肉量が減少していても、トレーニングを再開すると以前の筋力や筋肉量まで比較的早く戻せる」という意味の言葉です☺

 

 

例えば、運動の経験はあるけれど社会人になってから仕事が忙しくなって全く運動しなくなってしまった…、結婚して子育てに追われて運動どころではなかった…などの理由があって、2年間トレーニングが出来なかったとします。
そうなると、運動によって手に入れた筋力や筋肉量は明らかに減ってしまっています。

しかし、長期間トレーニングから離れていたとしても、元に戻るまで辞めていた期間ぐらいかかるのか?と言うとそうではありません!(^^)/

 

 

まず、筋肉が太くなるためには筋肉を構成している「筋繊維」が太くなる必要があります。

東十条駅から徒歩5分のパーソナルトレーニングに特化したスポーツジムのストレッチ&フィットネス24十条店のブログの画像

この筋繊維は長さ数センチにも及ぶ巨大な細胞で多くの核(「筋核」)を持っています。

最近の研究によって、1つの筋核が支配できる細胞の体積に上限がある(筋核の数が増えない限り筋繊維が肥大できる程度に上限がある)ことがわかってきました。

つまり、ある一定以上に筋繊維が太くなるには筋核が増えることが必要になります。

この筋核はトレーニングによって増加することが確認されており、また一度増えた筋核は簡単に減少しないということも確認されています!🌠

 

筋核を増やすことは通常だとかなりの時間がかかります。

しかし、いったん筋核を増やしたことがある方は、筋力トレーニングなどにより筋核を増やす手間を省けるので、初心者など筋核がすくない方に比べて、筋繊維が比較的すばやく肥大しやすいと考えられています!

トレーニングの経験がある人がトレーニングを再開すると、中断していた時間よりも短い時間で元の筋力レベルまでに戻る傾向にあります。
筋肉が以前鍛えた記憶を忘れないということで「マッスルメモリー」と表現されます。

 

最も身近にマッスルメモリーを感じられるのが、スポーツ選手の故障後の復帰です。

一度大きな怪我をして戦線離脱して、その間故障部位のトレーニングも許されない状態となったらどうなるか考えてみて下さい。相当筋肉も筋力も落ちてしまいます。

もし、元に戻すためにまた以前と同じぐらいトレーニング時間が掛かるとしたら復帰する頃には年老いていて引退するしかなくなります。となると1度でも大きな怪我をすると選手生命は終了となってしまいます。

 

しかし、そんなことはありません!

故障部位の治療が終わってリハビリを始めればどんどん筋肉は戻っていきます。以前筋肉を付けるのにかかった時間よりもはるかに速いスピードでです。

これもマッスルメモリーのお陰です☺

 

学生時代の部活であったり、社会人になってからのジム通いの経験があるのであれば、当初の頃にかかった期間よりもずっと短期間で効果を実感することができます。

 

たとえば一度自転車に乗れるようになったら、10年ぶりに自転車に乗ることになっても脳が乗り方を記憶しているので、意外とスイスイ乗れてしまいますよね?☺

それと似ていて、脳や身体が感覚的に記憶していることで、初めて筋トレをする人よりも筋肉がつきやすくなっているのです。

 

昔は運動していて筋肉はあったけど、今はもう筋肉が落ちて脂肪がついてしまったから諦めかけている…と考えていらっしゃる方!

これまでお話ししてきた「マッスルメモリー」を思い返すと、もう一度運動してみてもいいかも!と思っていただけたのではないでしょうか?

 

今まで運動をした経験がないという方にも「マッスルメモリー」はとてもうれしい言葉です☺

筋肉がずっと記憶しているということは、今からやるトレーニングの努力は先々にも決して無駄になりません。

若いうちに身体を動かし、しっかり筋肉を増やしておくというのは年を重ねてからでも役にたつことなんです☺

 

ぜひ当店に来て少しずつでも運動を始めて、健康な身体にしていきましょう(^^)/