秋バテを制すには〇〇〇
皆さんこんにちは。
ストレッチ&フィットネス24十条店です☺
今日は8月で最後の猛暑日になるみたいですね!
暑さや冷房、海やプールでの遊び、BBQなどの飲酒で胃腸が疲れている人も多いのではないでしょうか?
そこで夏に疲れてしまった胃腸、の中で今回は腸内環境について学び、秋に向けて腸を労わってあげましょう!
まず初めに題名にもある「秋バテ」。
皆さん秋バテって聞いたことありますか?
夏バテはよく耳にしますが、最近では秋バテというワードも良く聞きます。
秋バテとは、夏、冷房が効いた部屋に長時間居たり、冷たい飲み物やアイスクリームなどをたくさん摂取して身体が冷えることが原因で起こる秋の疲れのことです。
夏から秋に変わり、急に涼しくなる初秋に疲れや不調が出てしまうのです。
自律神経が乱れている状態になり、内臓機能が低下し、食欲不振や怠さが出やすくなります。
秋バテを改善するためにも腸内環境を正常にすることで予防することができます。
腸の役割
腸には消化吸収や排泄だけではなく、脳からの指令なしに独自で判断して働く力を持っています。また、腸内に生息する腸内細菌が食物繊維を分解したり、感染を予防したりする働きをしていますが、腸の主な役割には以下のようなものがあります。
●消化
食べ物の消化を行い、腸内細菌が消化を改善するサポートをします。腸の方が胃よりも多く消化を担っています。
●吸収
生命活動に必要な水分や栄養素を身体に吸収します。
●排泄
身体にとって吸収されなかった毒素や老廃物などを糞便として体外に排出します。
●免疫機能
体の中の7割以上にもおよぶ免疫機能を担い、つねに病原菌などの外敵菌から身体を守っています。
●リラックス作用
精神安定をつかさどるホルモンのセロトニンの分泌を身体全体の9割程度で行っています。
腸内環境とは
腸内には、およそ100種類・100兆個以上の腸内細菌が生息すると言われています。
その中でも身体に有用な善玉菌と有害な悪玉菌、その中の中間的な存在の日和見菌の3つのグループが存在し、
腸内でバランスをとりながら共存しています。
腸内環境には、腸内細菌が深く関わっており、腸内環境が良い状態とは腸内細菌の中で善玉菌が優勢な状態のことをいいます。
善玉菌は腸の活動を活発にしますが、その他にもビタミンを生成して栄養を補う働きをしています。
また便秘も腸内環境と深い関わりがあり、便秘によって腸内の老廃物の腐敗が進み有害物質が生成されます。
それによって、悪玉菌が優勢な状態になり、腸内環境が乱れます。
腸内環境を整える為には、生活習慣を整えることはもちろん、便秘を改善することや善玉菌を増やすための食生活の改善などが大切です。
腸内環境を改善するメリット
腸内環境が改善されることによって、以下のような健康効果に期待できます。
・免疫力の強化
人の免疫機能の約7割を腸が担っているため、腸内環境を改善することで免疫力が上がりアレルギー症状の軽減に期待できます。
・インフルエンザなどの感染予防
善玉菌が生成する有機酸(レモンや梅干しに多く含まれるクエン酸や酢酸など)によって、腸内環境が酸性化し、悪玉菌や病原菌の増殖や感染が抑えられます。
・必須ビタミンを合成
善玉菌は腸内で必須ビタミンのビタミンB群やビタミンKを合成し、栄養素として供給します。
・疲労感を減少
善玉菌が生成するビタミンB群が疲労回復に役立ちます。
・体臭を軽減
善玉菌によって悪玉菌が減少させられるため、悪玉菌が生成するアンモニアや硫化水素が減り体臭が軽減されます。
・便秘を改善
善玉菌が生成する有機酸により腸が刺激され排便を促進します。
・肥満の防止
腸内細胞が生成する脂肪酸によって、エネルギー代謝をつかさどる受容体を刺激し肥満を予防します。
・がんリスクが低減
善玉菌が増えることによって、悪玉菌がつくり出すがんの原因になるとも考えられる、アンモニアや硫化水素の生成量が減少し、がんのリスクが下がるのではといわれています。
こんなにも良いことだらけなのですね!!!
腸内環境を改善する方法
腸内環境を改善するには、規則正しい生活や食生活の改善、十分な水分補給、排便、適度な運動やリラックスをすることが大切です。その中でも改善しやすい栄養面と食事面での改善方法を解説します。
食物繊維の摂取
食物繊維は、腸内環境を整える働きをするため、便秘の改善に期待できます。食物繊維が豊富な食品を積極的に摂取するように心がけましょう。食物繊維を多く含む食品には、緑黄色野菜、ごぼう、たけのこなどがあります。
適度な脂質を摂取する
脂質に含まれる脂肪酸が大腸を刺激して、腸の動きが活発になると考えられています。
糖分の摂取
糖分の多い食品は腸管内の発酵を促進するため、大腸の動きを活発にします。糖分の多い食品は、はちみつや砂糖、水あめなどがあります。しかし、糖分の取り過ぎは、腸内のカンジダの増殖をおこして、腸内細菌のバランスをくずしてしますことがあり、注意が必要です。
有機酸の摂取
パイナップル、りんご、いちごなどの有機酸を多く含んだ食品を積極的に摂取するとよいでしょう。
いも類や豆類などの摂取
いも類や豆類、かぼちゃ、ゴボウなど腸管内で発酵してガスを発生しやすい食品を摂ることで、腸内環境が整いやすくなります。
難消化性でんぷんの摂取
米飯に含まれる難消化性でんぷんは、食物繊維と同じ働きをします。白米よりも七分搗き米や胚芽米、玄米などの精製されていないものの方がより効果があるようです。
刺激物を控える
香辛料、酸味、カフェイン飲料などの刺激のある食品は控えめにするようにしましょう。
改善した後にはその状態をキープすることが大切です。
腸内環境をキープする食材は、ヨーグルト乳酸菌飲料、チーズなどの乳酸菌やビフィズス菌を含む発酵食品や、オリゴ糖を含む玉ねぎ、大豆、ネギなどがオススメです。
今日の鈴木トレーナーはいつもと違い真面目にトレーニングを・・・ん??
( ,,`・ω・´)ンンン?良く見ると手に持っているのはゴボウだー!!!
トレーニングをしながら腸内環境も整えたいという願望が強めですね(笑)
そう、題名の〇〇〇に入る言葉は「ゴボウ」だったのです!
※食べ物で遊んではいけません。笑
この後スタッフがおいしくいただきました。
話が逸れてしまいましたが、もうすぐ食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋がやってきます。
鈴木トレーナーのように、腸内環境に良い食べ物を食べて、適度な運動をし、十分な休息を心がけて秋バテ知らずな身体を目指しましょう!(^^)!