ホルモンとトレーニングの関係
皆さん、こんにちは!
ストレッチ&フィットネス十条店です☆
今日はジメジメしていますね。
今週は雨も続き、梅雨が戻ってきたようです・・
私は、天気が悪いだけで関節が痛かったり、調子が出なかったり、イライラしたりしてしまいます。
なんでイライラするのだろう、といつも不思議に思っていますが、実はホルモンが影響しているみたいなのです!
そこで今回はホルモンについて説明していきたいと思います!!
ホルモンとは
ホルモンは、からだの様々な働きを調節する化学物質です。
身体の外側・内側で環境の変化が起きても、身体の働きを常に同じになるように保つ働きをしています。
ホルモンが作られる場所
ホルモンは、からだの中の内分泌腺というところで作られています。
内分泌腺には、上図のように脳下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、膵臓、生殖腺などがあり、それぞれにちがったはたらきのホルモンが作られています。
ホルモンは血液によって全身に送られ、内臓の機能やからだの調子を整えるような、様々なはたらきをしています。
このほかにも、腎臓では血圧を調整するホルモンや、骨髄では赤血球を作るように刺激を与えるホルモン、脂肪組織では体脂肪を一定に保つためのホルモンなど、からだの各器官でさまざまなホルモンが作られています。
現在、ホルモンとして確かめられているものは100種類ほどあり、さらに発見され続けています。
どのホルモンも、ほんの少しの量で効果を発揮します。
ホルモンが必要な時期に必要な量を作られることにより、からだのバランスは保たれています。
多すぎたり少なすぎたりすると、さまざまな病気を引き起こします。
では、ホルモンのバランスが崩れるとどうなるのか?
〇ホルモン分泌が少ないと・・
代表的なものとして、更年期障害という女性に多い病気になりやすくなります。
頭痛・ほてり・のぼせ・どうき・肩こり・腰痛・大量に汗をかく・不安になる・イライラする・ゆううつになるなど、さまざまな症状があらわれます。
中年女性に多く見られると思いがちですが、20~30代で症状が現れることもあります。
〇ホルモン分泌が多すぎると・・
バセドウ病という病気になりやすくなります。
バセドウ病とは甲状腺ホルモンが必要以上に分泌されておこる病気です。
女性では100人に一人位にみられます。
大量の甲状腺ホルモンにより全身の代謝が過剰に活性化されるためにさまざまな症状があらわれます。
主な症状としては、食欲が旺盛になり、たくさん食べられても、体重は減少します。
些細なことにもイライラしたり、怒りっぽくなることもあります。
暑がりになる人もいます。
疲れやすくなり、動悸がながく続いたり、トイレの回数が増えます。
手がふるえて文字が書きづらくなるなど、身体に震えが出るようになります。
実は、皆さんもよく聞く糖尿病もホルモンの病気なのです!
血液中の糖の濃度を下げるインスリンというホルモンが不足して起きる病気なんです。
こうして知っていくと、身近な症状にホルモンが関係していることが分かりますね!!
日常生活で様々な役割を担っているホルモンですが、トレーニングをする際にもとても重要な役割を担っているのです!
トレーニングを行うことで、血液の中の成長ホルモンが脳下垂体前葉内で大量に増加します。
また、筋肉を動かすと乳酸がたまります。
これが疲れの原因と言われていますが、それとは別に乳酸が成長ホルモンを分泌させる命令を送り出す重要な役割を持っています。
トレーニング時は、乳酸の流れを緩めて筋肉に溜まりやすくなるため、成長ホルモンを大量に分泌させることができるのです。
さらに、トレーニングでは成長ホルモンの分泌が促されるため、重く激しい運動をしたような「錯覚」を筋肉に与えることができます。
なので、筋肉を大きくしたい男性はもちろん、男性と比べ筋肉がつきにくい女性もこの錯覚によって効果を得られます。
成長ホルモンが多く分泌されることで肌のツヤやハリが出て、若返ったかのようになれますが、外見が変わるだけでなく、体力がつく上に筋肉が増加し、体脂肪が減ります。
免疫力やコレステロール値、そのほか脳や内臓の働きが改善されることで、「老化現象」を大きく遅らせる効果が期待されます。
良いことばかりですよね(^^♪
しかし、成長ホルモンを多く分泌し過ぎても大丈夫なの?
と思う方もいると思いますが、トレーニングで増える分には問題ありません。
トレーニングだけでなく、バランスの良い食事と十分な睡眠も心がけて下さいね!!
なので、ホルモンのバランスを整えて若さや健康を保ちたい方、無理のない範囲でトレーニングをしましょう☺
分からないことはトレーナーになんでも聞いて下さいね(^_-)-☆
仁王立ちでお待ちしています(笑)